M1Macと外部ディスプレイ(DELL)を接続した時に現れるチラつきとカクつき等が安価で改善できた

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諦めかけていた長年の悩みがたった1749円で解決できました。

その悩みが解決できたと思われるので、その解決方法を今回はシェアしたいと考え、これまでの経緯等を含めてまとめていこうと思います。

メインの悩み:外部ディスプレイにチラつきやカクつきが現れる

まずどのような悩みだったのか?を説明します。

その前に使用しているものをご紹介。

M1MacBookPro >>> https://amzn.to/3UO19xO
Belkin Thunderbolt3 ドックプロ >>> https://amzn.to/4bMNJId
Dell U2720QM 27インチ 4K モニター >>> https://amzn.to/3I6zmRo

です。

悩みというのは、これらを繋げたときにディスプレイにチラつきやカクつきが現れてしまうという悩みです。

事前情報

これらを改善するために行ったことを事前情報として掲載しておきます。

サポートに問い合わせ

色々調べた結果、Mac側・DELL側・Belkin側それぞれに問題がある可能性があるということで、それぞれのサポートに問い合わせてみました。

結果としては、それぞれのサポートで対処法を色々教えていただきましたが改善できませんでした。

DELLのサポートからは、「ディスプレイが正常に作動しているかのテストを行いましょう」とのことでやり方を教えてもらい、サポート中に一緒に確認してもらいました。いくつかテストを行いましたが問題はなく、原因も不明とのことでした。返品交換も可能とのことなのでその案内もしていただきました。

Belkinのサポートも丁寧な対応をしてくださいました。きちんと認識されているかの確認等を行い、その他の情報なども教えてもらった形です。

Mac側にも問題があるのかと思い問い合わせましたが、システム情報ではきちんと表記されているので問題はないとのこと。こちらも丁寧な対応をしていただきました。

Macのシステム情報

Appleのサポートでも確認したのですが、Macのシステム情報によるディスプレイの認識については問題ありませんでした。

それらを踏まえて、2つの悩みについて以下に記します。

悩み1:DELLのモニターのチラつき

※上記のディスプレイは実物ではなくイメージです

チラつきは、M1MacをThunderbolt3対応のケーブルでBelkinのドックプロと繋ぎ、BelkinドックプロとDELLのディスプレイをDisplayPortケーブル(1.4対応)で繋いだときに現れます。

画面全体にちらつきがあるのではなく、ディスプレイ(DELL)全体の20%くらいの幅(縦方向)で左側に出現し、少ないときで1時間に一度、多いときで15〜20分に一度くらいの頻度で表示されます。

個人的にDisplayPortケーブルで繋いだほうがなんとなく安定してキレイに見える気がしていたので、私はtypeC(Thunderbolt3等)よりもDisplayPortケーブルで繋ぎたい派です。そういった理由もあって、DisplayPortケーブルで繋げるBelkinのドックプロを購入しました。

しかし、どうにもこうにもDisplayPortケーブルで繋ぐとチラつきがでてしまいます。

ケーブルの個体差化もあるかと思い、念の為他のDisplayPortケーブルを購入しましたがどれも同じ結果。。。

つまり、

Mac Thunderbolt3ケーブル Belkinドックプロ DisplayPort1.4ケーブル DELL U2720QM

の環境だとDELLのディスプレイ左側20%にチラつきが現れるといった状況で改善しませんでした。

悩み2:動画のカクつき

もう一つの悩みがカクつきです。

DisplayPortケーブルで繋ぐとチラつきがでるので、Thunderboltケーブルで繋ぐようにしました。

M1 MacbookPro Thunderboltケーブル Belkinドックプロ Thunderboltケーブル DELL U2720QM

という環境です。

MacとBelkinドックプロを純正のケーブルで繋ぐと改善できるかもしれないという情報を得たので、お高いですがMacとBelkinドックプロは純正ケーブルで繋いでいます。

こちらの環境で使用すると画面左側20%に現れるチラつきがありません。

チラつきがないのは良いのですが、動画を全画面モードでみるとカクつきが出てしまう現象が起きました。これは全画面モードだけではなく、動画をディスプレイの70%くらいに広げた状態にしたときも現れます。

特に4Kの動画を観るときは顕著にあらわれてしまい、画質も「これはHDかな?」っていうくらい落ちる感じもしました。実際のところ、4K動画が4K動画として表示されているのかを確認するのは難しく、「これが4K動画なんだよな」と思い込むしかない状態。

画質に関しては再起動したての状態だと問題ないケースも多々あるので、ダマシダマシ使ってはいますが、カクつきは再起動後しばらくすると現れる頻度が多くなってしまうので、あまり改善できない状態。

もちろんすべての動画でカクつきがでるのではなく、全画面もしくは全画面に近い大きさに広げたときに現れます。YOUTUBEでシアターモードにしたくらいだとカクつきは現れないので、全画面モードにはしないようにして動画等を鑑賞する日々。

「せっかく4K対応のディスプレイを持っているのに・・・」という気持ちを、「まぁしょうがないじゃないか」と言い聞かせていたのは言うまでもありません。

2つの悩みに対して試してきた対処法

DisplayPortケーブルで繋いだほうが画質がよいと感じるのでDisplayPortケーブルで繋ぎたいが、チラつきは日々の作業に支障がでるのでThunderboltケーブルで繋いで数年やってきました。

つまり、

M1 MacbookPro Thunderboltケーブル Belkinドックプロ Thunderboltケーブル DELL U2720QM

の環境で凌いできたということですね。

ちなみに、Belkinのドックプロを間に入れなければカクつきがないのかなと思い、Macとディスプレイを直接Thunderboltケーブルで繋いだこともあるのですが、劇的な変化はほとんどない状態

SDカードや外付けのSSDを使うので、Belkinのドックプロはとても重宝しています。

よって、MacにThunderboltケーブルを2本繋いで、片方はディスプレイ片方はBelkinとしましたが・・・正直手間。

その結果、

M1 MacbookPro Thunderboltケーブル Belkinドックプロ Thunderboltケーブル DELL U2720QM

という環境でだましだまし使っていました。

チラつきとカクつきが解消された解決策

およそ3年ほど、悩みを抱えたまま利用していましたが、

つい最近、ふと

「Macもアップデートしたし、ディスプレイもアップデートしたみたいだから試しにDisplayPortケーブルで繋いでみるか」

と思い立って実行。

やはりDisplayPortケーブルで繋ぐと、全画面モードにしてもカクつきがないのと画質もキレイだなと再認識。

「しばらくこれで過ごそう!」と思った矢先に画面20%くらいにチラつきが現れました・・・

「またか。。。」と思ったのですが、ものは試しで改めてそのあたりについて調べてみると、新しい情報がGoogleの検索結果に。

  • TypeC DisplayPort変換ケーブルを使うと、カクつき・チラつきの問題が解決できた
  • 加えて、外部ディスプレイを認識しなくなるなどの問題も解決できた

という情報が。

これは試してみようということで、Cable Mattersのケーブルを購入。
こちら >>> https://amzn.to/3T71Vo8

こちらのケーブルは”DP 1.4 8K 60Hz 4K 120Hz HDR対応 USB C DisplayPort 変換ケーブル Thunderbolt 4/USB4/Thunderbolt 3対応 Macbook ProとDell XPSなどに対応”とのこと。

1749円でこれが実現できるのか?と思いましたが、上記の表記を信じて購入。

なぜCable Mattersなのかというと、以前ケーブルで不具合があったときに丁寧な対応をしてくださったことがあったのでCable Mattersにしたという経緯。

結果

DisplayPortケーブルで繋いだときのチラつきは発生しておらず、全画面にしたときに頻繁に発生していたカクつきもほぼない状態になりました!

いや〜長年の悩みがケーブル一本で解決するとは。

ということで、現在の使用環境は

M1 MacbookPro Thunderboltケーブル BelkinドックプロType C DisplayPort 変換ケーブル DELL U2720QM

という環境で使用しています。

カクつきに関しては、負荷がかかる作業をしてる合間で全画面にしたりすると、やはりカクつきが現れることもあります。しかし頻度は圧倒的に少なくなりました。

TypeCからDisplayPortに変換してるので、DELLの明るさなどを調整できるアプリも使えるのがとても重宝します。

DisplayPortケーブルで接続すると、このアプリが使えないのです。明るさを変えたいときは、その都度ディスプレイのボタンを使って調整したのですが、正直使いにくいんですよね。なので、アプリが使えるのはとても助かります。

画質もThunderboltケーブルで繋いでるときよりも良い気がします。

まとめ

ということで解決策は「USB TypeC DisplayPort 変換ケーブルを使う」でした。

たった1749円でこれが実現できるので、素晴らしいコスパですね。この情報をネット上に置いていってくれた方には本当に感謝しています。

時間があるときに色々調べてはいますが、この現象が起きる原因は全くわかりません。

色々見ていると、チラつきが私よりも酷いケースもあるのと、一度Macをスリープしたりすると外部ディスプレイを認識せずに再度認識させなくてはならないなどといった症状もあるようです。

そういったケースでも、Type C DisplayPort 変換ケーブルを使用することで改善するようなので、可能であればType C DisplayPort 変換ケーブルを使用してみることも、解決の糸口として頭の片隅に入れておいてもいいのかもしれませんね。

尚、今後の経過等は、このページで追記として追加していこうと思います。

2024年2月21日の時点では、問題ない状態が続いています。

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